をぺ(@umaimonoblog)です。
今回は、近年人気を博している”オレンジワイン”について。
ワインは赤・白・ロゼが一般的に広く知られていますが、オレンジワインは近年人気の出てきた第4のワインと呼ばれています。
オレンジワインとはなにか。どのような味わいなのか。どんな料理と相性がいいのかをまとめました。
ただただオレンジワインに詳しくなってドヤリングしたいだけ。
美味しいワインに出会いたい!!
ワインの新ジャンルとも言えるオレンジワイン。
しっかり勉強していこう!
オレンジワインとは?
オレンジワインは赤・白・ロゼに続く第4のワイン
ワインは一般的に赤・白・ロゼの3種類に分類されています。
近年、第4のワインとして注目を浴びているのが「オレンジワイン」です。その色は琥珀色、オレンジ色をしているのが特徴です。
オレンジワインの製造方法とは?白ぶどうを素材に赤ワインの醸造方法で作る!
とてもわかり易い図を作成しているサイトが有りましたので参考に。
白ワインは、白ぶどうの皮や種を取り除き、発酵させることで透明感のあるフレッシュな味わいを作り出します。
赤ワインは黒ブドウを皮や種ごと発酵させることで、奥深いコクのある味わいを生み出します。
「オレンジワイン」は白ぶどうを皮や種ごと発酵させることで、白ワインのようなフレッシュ感と赤ワインのようなコクを併せ持ったワインとなります。
オレンジワインの原産国はどこ?起源はどこから?
さも新しく登場したように思われるかもしれませんが、
ワインの起源を遡ると、「オレンジワイン」が世界で初めて作られたワインなのです。
ロシアや中東、ヨーロッパの中間地点コーカサス地方の現在ジョージアが位置する土地で、8000年前からワイン造りが行なわれていたと言われています。歴史的にはフランスやイタリアよりも古く、「世界最古のワイン産地」「ワインの発祥の地」と考えられています。
このジョージアで作られるオレンジワインはクヴェヴリ製法で造られています。クヴェヴリとは丸い大きな素焼きの壷のことです。
壺に、自生している野生の白ぶどうを入れ、壺ごと土に埋めることで、安定した温度や湿度の中で発酵させたオレンジ色のワインを作っていたとされています。
ブドウの栽培からオレンジワイン醸造に至るまで自然の中で行われるクヴェヴリ製法は、伝統製法として2013年にユネスコ無形文化遺産に登録され、その価値が見直されています。
なぜ今まで知られていないような扱いだったのか。なぜ近年になって人気になったのか。それは以下の3つの理由からとされています。
- ジョージアは旧ソ連の支配下、国際市場にオレンジワインを流通させることが叶わなかったが、国際社会が発達したことでオレンジワインの流通量が増えた
- オレンジワインの独特な厚みのある味わいは、スパイス料理や和食などの風味豊かな料理とのマリアージュが楽しめる
- 自然派な体に害の少ないものを求める声が多くなってきたため、亜硫酸(酸化防止剤)を控えて作れるオレンジワインに注目が集まった
※赤ワインとオレンジワインはタンニンが多く含まれ酸化しづらいが、白ワインはタンニンが少ないため添加物が多い傾向にある。
時代とともに知名度が上がってきて人気のオレンジワイン。
実際の味わい、どのような料理にあわせると楽しめるのか。
ぜひ勉強していきましょう
オレンジワインの味・風味を楽しむ
オレンジワインに合う料理は?マリアージュを楽しもう
「オレンジワイン」は白ぶどうを皮や種ごと発酵させることで、白ワインのようなフレッシュ感と赤ワインのようなコクを併せ持ったワイン。
旨味成分も強いことから和食の出汁や、白ワインでは風味が負けてしまうスパイス料理にも合わせることができます。
日本独特の発酵の旨味にも負けないコクを持つオレンジワイン。
白ワインと赤ワインの中間といった捉え方もあると思いますが、実際にオレンジワインを飲んでみると味覚のあらたな発見だと思います。
皆様もぜひオレンジワインを試してみてくださいね!